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アトリエ便り

子供時代

子供の頃から絵を描くことは好きで学校の先生に褒められたものだ

遠州森町

郷里は静岡県周智郡森町である。遠州森町は森の石松でしられる街でお茶の産地である。かく言う大竹家もお茶を営んでいた。

その昔、掛川の御殿様が森町の三倉中村という場所を視察した時、そこの地主の家で休憩をとった。殿さまは、家の主と談話がはずみ、うっかり竹の杖を地面に刺したまま忘れて行ってしまった。やがて杖から根が出て、葉が茂り竹林となった。その竹は大名竹(だいみょうたけ)と地元で呼ばれ、竹林の有った家も大名竹家と呼ばれるようになった。

今では大名竹(大竹)家も土地を離れてしまった。屋敷の跡地は山に埋もれ、竹は今でもこっそり人知れず生えているとのことである。

今でも森町役場から町の広報誌が家に届く。わずかながら繋がりは続く。

 

美しき流れ

「美しき流れ」は絵に必要である。

良い絵には流れがあり、悪い絵は流れが止まっている。

まず第一に構図が大切である。構図が良いと自然と絵に流れが出来てくる。

逆に構図が悪いといくら描き込んでも流れは出てこない。

 

註)「美しき流れ」はそもそも、「武田信玄」や「信長」といった20年ほど前の大河ドラマで使われた言葉であった。この場合は歴史における政治的

秩序の理想をうたったものであったが、すべての事象にこの言葉は当てはまる。イメージとしては以前から持っていたが、良い言葉が今までなか

った。今は座右の銘としている。

画品

絵に限らず品というものは大事である。下品な人よりやはり上品な人の方が美しいと感じるはずである。

絵も一緒でどんなに上手でも品が無ければ魅力を感じられない。特に美人画の場合はモチーフが舞妓さんということもあり、より品格が求められる。

上品な絵を描くには作家自身の品性を磨かなくてはならない。

絵描きに必要なもの

絵描きに必要なもの。デッサン力、構成力、色彩感覚・・・もちろんこれらも必要では有るが、もっと大事なものは画品と美しき流れである。

旧ホームぺージから新規のホームページへ

今まで皆様にご利用されておりました旧大竹五洋ホームページは9月末日をもちまして閉鎖致します。

ご利用ありがとうございました。

 

そして新たにこの新規ホームページを立ち上げました。今後は少しずつではありますが内容も充実させていきたいと思います。

本来なら五月には立ち上げる予定でしたが、なにぶん不慣れゆえ、新しいホームページの構築に思いのほか手間が掛かりました。

 

今後とも旧HP同様、本HPも宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

ホームページリニューアル致しました

ホームページを完全リニューアル致しました。

内容も順次、充実させる予定にしております。

今後とも、ごひいきのほどお願い申し上げます。

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