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絵心ってなに?

絵を描く際、「絵心」という言葉を耳にしたり、実際に使ったりする方はたくさんいらっしゃいます。そもそも絵心とは何なのでしょうか。

絵の描き方を知っている、生まれながらに絵の素質があるなど、絵を上手に描ける方もいれば、苦手な方もいらっしゃいます。例えば子どもは、クレヨンや色鉛筆、ボールペンなど、描けるものがあれば気持ちのままに何でも絵にします。大人から見てみれば殴り書きのような落書きのような、理解し難い絵になることでしょう。

しかし、描いている子どもにとっては、それがストーリーを成し、感情を表現しているのです。それは1つの芸術と捉えることができます。子どもの頃は、誰もが絵の上手下手を気にせず絵を描いていたと思います。
しかし、次第に自分は絵が下手だと感じ始め、絵に苦手意識を持ち始めた方がいるのではないでしょうか。
それは、学校の授業などで自分の描く絵が評価されることが関係しているのかもしれません。

評価が良いと絵も良い、悪いと絵が下手だと感じ、評価が良くないと絵を描く時間が苦痛になり、絵を描くことに消極的になってしまいます。

苦手意識があると、その分野の知識をつける勉強や技術を磨く練習をどうしても怠ってしまいがちです。
絵の練習が足りていない状態では絵の描き方が分からず、「絵心がない」という結論に達してしまったと考えられます。

絵心がある=素晴らしい絵が描けると考えてしまうかもしれませんが、絵を描く心得がある、表現するのが上手ということであり、「絵心」と「絵の上手下手」は、同じこととして考えるものではありません。

そもそも絵や芸術作品に正解はなく、また、比べるものでもないのです。絵が苦手な方に絵心がないわけではなく、描き方が分からないだけで、苦手だからこそ描くことを避けているのではないでしょうか。絵の上手下手を気にせず、絵で表現したいという強い気持ち、描こうという気持ちが重要になってきます。

絵を描くには、まず描くことに積極的になることをおすすめします。絵の上手下手を気にせず、気軽に取り組みましょう。描き方が分からない場合は、絵画教室へ通うのも1つの方法です。

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