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絵を描いてストレス発散

現代社会では、ストレスを抱えている方が多いと言われています。現代人にとって、ストレスと上手く付き合っていくことは重要です。
ストレス発散の方法は多々ありますが、その中でも絵を描くことに人気が集まっています。

ストレスとは

そもそもストレスは、心身への負荷を指します。必ずしも悪いものではなく、適度なストレスが夢を実現するための原動力となったり、パフォーマンスの向上に繋がったりすることもあります。

仕事内容や人間関係、家事・育児、家族・夫婦の関係、勉強、病気、恋愛など、ストレスの原因も様々です。また、どんなストレスをどの程度感じるのかなど、ストレスの感じ方やストレス耐性も人それぞれ異なります。

心身への過大な負荷がかかった状態が続くと心身の健康に影響し、次第に仕事や日常生活にも支障が出るようになってしまいます。心身の健康維持や充実した生活のためには、ストレスを発散することが大切なのです。

注目されるアートセラピー

アートセラピーとは、芸術に触れることによる心のケアです。言語によるカウンセリングより感情が表されやすく、アートであれば言葉で言い表せないことも表現できるのが特徴です。

絵が下手、何年も描いてない、芸術センスがない、人に見られるのが恥ずかしいなど、創作する上で上手下手を気にする必要はなく、描きたい、作りたいと感じた時に創作を行います。自分が創作したアートから、ストレスと上手く付き合っていく際に重要となる「自分自身の心身の状態に気づくこと」ができるメリットがあります。

絵を描く際、手先や目、頭は集中するので、ストレスの原因となる嫌なことや余計なことを考えません。集中することで瞑想と近い状態になり、嫌な気持ちも浄化されていき、ストレス発散に繋がります。
絵画教室に通うのは、おすすめのストレス発散方法です。絵を描くだけでなく、仲間との交流を通じてストレス発散もできます。

神奈川鎌倉市で活動する大竹五洋は、美人画の巨匠として有名な伊東深水に師事し、内弟子として伝統技法を継承した最後の美人画家です。

当サイトでは、大竹五洋の美人画を紹介、販売も行っております。絵画教室ではデッサンや水彩画、日本画の伝統的基本を丁寧に指導いたします。初心者も大歓迎で、見学も受け付けております。絵を描くことに興味がある、技術向上、ストレス発散など、絵画を楽しむなら、大竹五洋絵画教室へお越しください。

絵心ってなに?

絵を描く際、「絵心」という言葉を耳にしたり、実際に使ったりする方はたくさんいらっしゃいます。そもそも絵心とは何なのでしょうか。

絵の描き方を知っている、生まれながらに絵の素質があるなど、絵を上手に描ける方もいれば、苦手な方もいらっしゃいます。例えば子どもは、クレヨンや色鉛筆、ボールペンなど、描けるものがあれば気持ちのままに何でも絵にします。大人から見てみれば殴り書きのような落書きのような、理解し難い絵になることでしょう。

しかし、描いている子どもにとっては、それがストーリーを成し、感情を表現しているのです。それは1つの芸術と捉えることができます。子どもの頃は、誰もが絵の上手下手を気にせず絵を描いていたと思います。
しかし、次第に自分は絵が下手だと感じ始め、絵に苦手意識を持ち始めた方がいるのではないでしょうか。
それは、学校の授業などで自分の描く絵が評価されることが関係しているのかもしれません。

評価が良いと絵も良い、悪いと絵が下手だと感じ、評価が良くないと絵を描く時間が苦痛になり、絵を描くことに消極的になってしまいます。

苦手意識があると、その分野の知識をつける勉強や技術を磨く練習をどうしても怠ってしまいがちです。
絵の練習が足りていない状態では絵の描き方が分からず、「絵心がない」という結論に達してしまったと考えられます。

絵心がある=素晴らしい絵が描けると考えてしまうかもしれませんが、絵を描く心得がある、表現するのが上手ということであり、「絵心」と「絵の上手下手」は、同じこととして考えるものではありません。

そもそも絵や芸術作品に正解はなく、また、比べるものでもないのです。絵が苦手な方に絵心がないわけではなく、描き方が分からないだけで、苦手だからこそ描くことを避けているのではないでしょうか。絵の上手下手を気にせず、絵で表現したいという強い気持ち、描こうという気持ちが重要になってきます。

絵を描くには、まず描くことに積極的になることをおすすめします。絵の上手下手を気にせず、気軽に取り組みましょう。描き方が分からない場合は、絵画教室へ通うのも1つの方法です。

神奈川県で絵画教室をお探しであれば、美人画で有名な伊東深水に師事した大竹五洋が鎌倉市にて開く絵画教室へお越しください。
海外でも人気がある日本画の技術や楽しさを知っていただけるのはもちろん、デッサン力が身につく指導も行っております。見学にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

伝統的な和色の美しさ

海外でも人気のある日本画は、水墨画のように墨のみで描かれるものもあれば、様々な色を取り入れて表現した浮世絵などもあります。日本には独特の色があることをご存知でしょうか。和色や伝統色と呼ばれ、その種類は実に千色以上あるとされています。
日本画を知るには、色に関する知識を深めるのもおすすめです。

日本人の感性

日本は四季がある国として知られています。海外でも四季が見られる国はありますが、その中でも四季が日本独特のものだと言われているのは、日本人の繊細で豊かな感性にあります。

日本人は昔から俳句や短歌といった詩を詠む際に、季節の言葉を取り入れてきました。
節分や桃の節句、お花見、お盆、七五三など、季節と密接に関係する祭りやイベントも年間を通して全国各地に数多くあります。また、茶道や華道といった日本の伝統文化も、日本人独特の感性を育ててきたと言えます。
日常生活を送る中で季節の移ろいを感じ、趣や風情を大切にしてきたのです。

日本人の感性による繊細な和色

季節に趣や風情を感じ歴史が流れていく中で、日本人ならではの感性により、色の繊細な違いを独特な呼称で豊かに表現しています。鶯色や山吹色、桜色、小豆色、狐色、露草色など、色の呼称は自然の動植物そのものの色を取り入れているもの、植物の根や葉、花などを染料にして得られる色などがあります。

夕暮れの空を言い表したり描いたりする際は、茜草の根で染められた暗い赤色である茜色、日本人の黒髪によく合うのは、赤珊瑚の鮮やかさがある珊瑚朱色などが用いられます。

こうした伝統的な和色は日常生活ではもちろん、詩歌や文学、染織物、陶磁器、絵画などでも見受けられます。

多種多様な和色には、日本らしい落ち着きや品格を感じます。繊細な色の違いを使い分け、和色を取り入れた日本画はどれも美しいものです。日本の伝統的な色に注目し、日本画を楽しんでみてはいかがでしょうか。

絵画教室で日本画に親しむなら、神奈川鎌倉市にある大竹五洋の絵画教室へお越しください。
教室では、デッサンや日本画の技法、描く楽しさを学び、個性を活かした作品づくりができるよう指導を行います。
見学も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

日本画の制作で重要な隈取りについて

美人画や風景画、花鳥画など、日本画を描く際の表現技法の1つに隈取りがあります。

隈取りとは

隈取りとは、画面に描いた墨が乾く前に、水を含ませた筆やハケを用いてぼかしていく技法です。陰影の濃淡や立体感、高低、凹凸、遠近、質感、重量、形態の強調など、対象物の様々な特徴をぼかしによって表現していきます。隈取りには種類があり、入れる場所や方法によって異なります。

例えば「外隈(そとぐま)」は、対象を白く浮き立っているように表現する技法で、描かれた対象物の外側をぼかしていきます。

「照隈(てりくま)」は下地より明るい色でぼかしていく方法で、「かげ隈」は、対象物の陰影を表現する方法です。また、入れた線の片方をぼかす方法を「片ぼかし」と言います。

隈取りに使われる筆

墨を塗る筆や描く際の筆とは別に、隈取りでぼかしを入れる時には隈取筆という専用の筆があります。隈取筆は穂が太くて丸みを帯び、水分をたっぷり含むことができるのが特徴で、スジのない美しいぼかしを描くことができます。

隈取筆の他、先が利かずに使えなくなった色彩用の筆を代用するという方法もあります。使用後は水やぬるま湯でしっかり洗ってよく水分を切り、直射日光の当たらない風通しの良い場所で、乾いたタオルなどの上に寝かせて乾かします。

制作工程の中の隈取り

日本画の制作工程はまずデッサンをして少下図、大下図で整えていき、トレーシングペーパーで転写します。転写後は墨で輪郭線を引く骨描きを行い、その後、隈取りの工程に移ります。

隈取りの後に彩色をして完成となります。陰影の濃淡など、隈取りは色彩に影響するので、はじめのうちは影響がない程度の薄さの墨で隈取りするのがポイントです。はじめは上手く隈取りができないかもしれませんが、できるようになると表現の幅が大きく広がります。

絵画の技術を身につけるなら、当サイトで案内している大竹五洋の絵画教室へお越しください。
美人画家として知られる伊東深水に師事し、唯一直系の雅号を受けた大竹五洋は、最後の美人画家として現代に息づく美人画を描き続けます。
日本画教室ではデッサンからしっかり指導いたしますので、皆様のお越しをお待ちしております。

日本画とデッサン

絵画の基礎はデッサンだと言われています。絵を描く際のデッサン力が作品を高めることにも繋がります。デッサンの練習を行うことで、センスを磨いたり表現の幅が広がったりするのです。

デッサンとは

そもそもデッサンとは、形を描くことです。描こうとする対象や表現しようとする対象をじっくり観察することで、対象を正確に把握したり理解したりするために必要な力が養われます。立体的なものを平面上に二次元的に表すための能力、絵画でのセンスを磨くのに重要な役割を果たします。

デッサンの対象において、対象物の特性を捉えて描くか、テーマをもとに対象物を描くかなど、描き方もいろいろあります。人によって対象物を描く動機や目的も様々で、いろいろな要素、それぞれの個性が取り入れられることによって多種多様な仕上がりになります。

日本画とデッサンの関係性

人でも物でも、立体的なものには輪郭線が存在しません。輪郭線は、対象物を平面に描く時に用いる表現方法の1つであり、デッサンは輪郭線がなくても成り立ちます。

例えば、西洋画のデッサンでは色彩の濃淡、影や光が重要とされ、輪郭線というよりは影を捉えながら立体感を描いていきます。それに対し、日本画は輪郭線があるのが特長です。写実的な表現を求めない日本画や浮世絵は、陰影表現は重要とされず、シンプルな絵になっています。その点を考えると、日本画とデッサンは両極端にあると言えます。

このように言うと、日本画ではデッサン力が必要ないように感じてしまいますが、平面的な印象の強い日本画は陰影や奥行き、立体感の表現技法が西洋画と異なります。この陰影や奥行き、立体感を日本画で表現する際に、やはりデッサン力が必要となるのです。

当サイトでは、日本画家である大竹五洋の作品を紹介、販売しております。
舞妓をはじめ、最後の美人画家である大竹五洋の作品をご覧ください。また、日本画教室も開いており、あらゆる絵画の基本であるデッサン力が身につく指導をいたします。
興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。

美人画を部屋に飾る

絵は部屋や玄関などに飾ることで、家の格を上げてくれます。
飾る絵によって雰囲気が異なってきますが、世界でも人気・評価の高い日本画や美人画、風景画や花鳥画は部屋の中を一層魅力的で知性のある部屋にしてくれます。

そんな日本画や美人画の教室に通って自分で描いて練習している方も少なくありません。
せっかく自分で描いた絵を、部屋の特別なスペースに飾ることで「もっと上手に描けるようになりたい」などの向上心に繋がり、絵がさらに好きになるのではないでしょうか。

位置を決める

まずはどんな絵をどこに置くのか決めます。人それぞれ家のタイプは違いますが、玄関には山や川などの風景画がおすすめです。リビングには自分が好きな絵を飾り、それを見て楽しい気持ちになったりリラックスや癒しを感じるようにしてください。

部屋のバランスを考えて飾る

部屋のバランスはとても大切なポイントです。せっかくキレイな絵が描けても目線に入ってこなかったり、反対に入って来すぎることもあります。
ソファーやテレビ、収納ボックスなどの家具と合わせるときには、家具の中心と絵の真ん中当たりの高さを合わすようにするとバランスがとれ整ったように見えます。また、大きさの異なった絵を飾る時には額縁の大きさを揃えてあげることで統一感がでてバランスよく見えます。

壁があまりないお家や細長いタイプの壁が多い家は、縦長の絵を飾ると圧迫感がなく、スッキリとした壁になります。 花粉などのアレルギーなどで家に花などを飾ることができない方は花や木などの日本画を飾ると部屋が一気に和らぎ、それだけでも活力に繋がるかもしれません。

日本画や美人画の絵のタッチは見ているだけで落ち着いた気持ちになることができます。自分で絵画を描いて良い仕上がりを自分だけのコレクションで家に飾ってみてはいかがでしょうか?

神奈川県の鎌倉で日本画や美人画の教室を開いている当サイトでは、初めての方で、絵は初心者だという方にも気軽にスタートしていただけるように教室見学を随時おこなっています。日本で最後の美人画家の大竹五洋が丁寧にお教えいたします。

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自分を磨く大人の趣味

日本画というと古風で昔の画家などのイメージを持たれる方も多いと思いますが、若く斬新な日本画の画家もいらっしゃいます。ひと目見ただけで、日本の雰囲気を漂わせることができる日本画は世界でも人気が高く、西洋画と違った感性を抱くことができます。柔らかいタッチと日本人ならではの繊細な技法は見る人や描く人にも気持ちをリラックスさせることができます。

自分の感性を磨くことができる趣味をお探しの方

美しいものをキレイに描けるようになりたいと思っている方は少なくないはずです。
絵を描くことで集中力がアップし脳にも刺激が行きます。現代は多くのものがデジタル化されているため、なかなかしっかりと物を見て覚えるということができていない方が多いのではないでしょうか。

観察する習慣が身に付けば、いつも通っている道でも、気づかなかったことや、今まで感じたことがなかった素敵なことを感じることができるはずです。例えば、道に咲いている花や季節の変わり目の特徴に今まで気づかなかったこと、新しい建物、店、新しい出会いが待っている可能性もあります。

自分の時間と向き合いたい方

時間は無限にあるものではありません。如何に充実した時間をとれるか、目的があれば自分の時間を作ることができるようになりますし、自分に向き合うことができます。絵を描くことが趣味になれば、活発的でアクティブになるかもしれません。色々な絵を描くために色々なところへ旅行に出かけ、興味をもつ範囲が広がり、自分自身の感性や価値観が上がるのではないでしょうか。

自己満足だとしても自分自身に感じることがあり、感性を高めるさらに大人の魅力を高めることができるかもしれません。何か新しい趣味を始めたいと思っている方は絵画教室おすすめします。

神奈川鎌倉で絵画教室をお探しの方は美人画・日本画家の大竹五洋がおこなっている絵画教室に通ってみませんか?大竹五洋の絵画教室ではデッサンから日本画の基本を一人一人丁寧にお教えしています。
大竹五洋は、伊東深水から受け継いだ伝統的な技法で指導する数少ない画家のひとりです。初めての方は見学も可能なので少しでも関心のある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

日本画を生活に取り入れるなら

生活に余裕が出てくると、何か趣味を持ちたいと考えることもあるでしょう。趣味というのは、人生を豊かにしてくれるものと言われています。趣味を通じて自分の時間を持つこともできますし、友人を作ることもできるでしょう。
子供の頃に習い事をしていた方でしたら、再び習い事を始める方もいらっしゃいますが、子供の頃と同様にできるものばかりではありません。このような時は、絵画を始めてみてはいかがでしょうか。

当サイトでは、現代において日本で最後の美人画家とも言われている大竹五洋を紹介しています。大竹五洋は、日本画家の伝統と技法を受け継ぎ、正当な美人画を描く日本画家として活躍しています。サイト内では、大竹五洋の日本画だけでなく作品を使用した絵葉書の販売もおこなっております。
絵画は、飾ることで日常に彩りを添え、空間に調和を生むことができますので、自宅の雰囲気を変えるときにも役立てることができます。また、絵葉書でしたら近況を伝えるだけでなく飾って楽しむこともできますので、ご友人やお世話になった方にも喜ばれるでしょう。
スケッチなどを含めた作品販売も行っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

また、大竹五洋は神奈川鎌倉で日本画の絵画教室も開いております。絵画は、幅広い年齢層に楽しむことができますので、趣味として何かを始めたいとお考えの方におすすめです。また、絵画は場所を選ばずにできますので、長く楽しむことができ人気があります。
絵画教室では、一人一人の個性を活かすように指導していますので、初めて絵画教室に参加する方も不安なく始めていただけます。趣味として絵画を楽しみたい方だけでなく、本格的に美人画や日本画の技法を学びたいとお考えの方にもご利用いただけます。絵画教室の見学も行っておりますので、ぜひご参加ください。

当サイトは、美人画を描く日本画家、大竹五洋の作品を多くの方に知っていただき、日本画にも興味を持っていただければと考えます。絵画を生活に取り入れることで、気持ちも豊かにすることができるでしょう。

知るべき日本画の技法

日本画」と聞いてなにをイメージしますか?
風景画や美人画、浮世絵などをイメージする方は多いのではないでしょうか。
日本画は明治維新後、絵画も近代化させるためにつくられた概念です。それ以前は浮世絵や大和絵等でした。日本画には、西洋の絵画とは根本的に異なる独自の表現があります。

世界中を魅了した日本画は、西洋絵画にも影響を与えるほど繊細な絵です。

しかし、現代の日本において日本画だけではなく、色々な伝統文化が日の目を浴びなくなってきました。日本画には日本人の精神が描かれています。

技法

まず、日本画で使用する道具は多くあります。岩絵具、水干絵具、胡粉、膠、ドーサ液、筆、筆洗、絵皿、乳鉢、乳棒、スプーン、墨、すずり、膠鍋、電熱器、和紙、和紙ボードパネル、などの道具が必要です。

これら全てが必要で、味のある日本画に仕上げるためには上手く使いこなすコツを学ぶととても楽しくなってきます。

隈取りという技法があり、ぼかしや濃淡を入れる技法があります。デッサンやスケッチをして色に入るときには実際に色々な技法を取り入れてキレイで繊細な日本画に仕上げていきます。他にも、陰影を表すための「かげ隈」、明るい色でぼかしを入れる「照隈」などがあります。

様々な技法を取り入れて日本画に表現をつけることで仕上がりも素晴らしく上がります。また、日本画は岩絵の具で描いていることで、見ているだけで落ち着くような感じになります。

神奈川県の鎌倉で日本画教室を開いている「大竹五洋日本画教室」では日本伝統の日本画やデッサンの基礎、水彩画、美人画の技法を学びたい方にお教えしています。日本画、美人画など日本の伝統技法を学びたい方にぜひおすすめです。

当教室では、伊東深水から受け継いだ技法で、皆様に指導しています。興味を持たれた方は見学することもできますのでまずはお気軽にお問い合わせください。

習い事をするメリット

習い事は幼少期だけではなく、大人になってから始めるのもとても楽しいものです。
大人になってからの習い事は自分が本当にやってみたいこと、教わりたいことだと思うので、自分自身に大きなメリットをもたらすでしょう。日本画鑑賞が好きな方で自分でも描いてみたいという方、ぜひ挑戦してみてください。

自分の世界が広がる

習い事をする大きなメリットは、自分でそのことを体感することによって新しい世界を見ることができるということです。見ているのとやってみるのではまったく異なります。簡単そうに見えることでも意外と難しかったり、逆に難しくて自分にはできそうにないと思っていたことでもできたりと、やってみることで様々な発見があるでしょう。大人になって新しい世界を知り挑戦をするということはとても楽しいことです。

習い事を始め、その習い事に夢中になると探究心が湧き、その習い事に関する様々なことについて調べることも良いでしょう。新しい発見をすることで、どんどん世界は広がっていきます。
また、自分の隠れた才能に気がついたり、好きが高じて仕事に繋がったりする可能性もあります。
今の自分に満足できていない方や、より自分を高めていきたいと思っている方に習い事はおすすめです。

目標を持つことができる

人生において、目標を持つということは人生を有意義に過ごすことに繋がります。
目標に向かってがんばることも自分磨きになりますし、目標を達成した時の喜びを味わうこともできます。
目標は大きな目標でなくても構いません。発表会に向かって作品を作り上げたり、技術を磨いたり、資格をとったりと自分が掲げた目標に向かって楽しみながら続けていくことが大切です。

人生の楽しみが増える

人生に楽しみは必要です。夢中になる習い事が見つかれば、人生がより豊かなものになるでしょう。
好きなものがあると、仕事や生活でのストレス解消にも繋がりますし、習い事で身につけた知識や技術は自分自身の自信にもなり人生の活力となるでしょう。また、習い事を通して新しい交流も増えるでしょう。
大人になって同じ趣味を持つ仲間ができるのは楽しく、嬉しいものです。

当サイトでは、鎌倉で開講している日本画教室の案内をしております。日本画を中心とした絵画教室で、日本画の楽しさと技法を学ぶことができます。当教室では、あらゆる絵画の基本であるデッサン力を身につけ、芸術のバリエーションを広げていきます。

当教室は、日本画家伊東深水から受け継いだ伝統手法を身につけた講師がそれを活かし指導するという、現代では希少なスタイルをとっております。日本画を学びたい方は、ぜひ当教室をご利用ください。
また当サイトでは、舞妓などを描いた日本画の販売も行っております。通販にてお求めいただけますので、ご利用ください。

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絵はがきを送るきっかけ

美人画の絵はがき

昔はみんな、手紙やはがきを使って連絡を取っていましたが、電話やインターネットが普及した現代では、手紙やはがきを書いて送る人が激減しています。

特に急ぐ必要のない用件の時は、はがきを送ってみてはいかがでしょうか?

風景の写真や日本画などの素敵な絵画作品をプリントした絵はがきを送ると、文章だけでは伝わらない気持ちまで伝わります。

絵はがきを送った事が無いと、どういうきっかけで送れば良いのか分からないと思います。

そこで、絵はがきを送るきっかけをいくつかご紹介します。

 

長らく会っていない人への連絡

大人になると、仕事や結婚で故郷を離れていく人がどんどん増えていきます。

故郷を離れると、地元の同級生や親しくしていた近所の人と何年も会わなくなり、連絡も取らなくなってしまいます。

しかし、故郷の事を考えると、長らく会っていない人の近況が気になってくると思います。

そんな時は、「お元気ですか?」という言葉を添えて絵はがきを送ってみて下さい。

自分の現状を伝えることができ、少し遠くなってしまった心の距離を縮める事もできます。

 

旅行先から送る

国内外の観光地へ行くと、その土地の名所がプリントされた絵はがきが売られている事があります。

その土地でしか手に入らない絵はがきを使って、旅行先から家族や友人へ絵はがきを送れば、旅先の魅力や楽しさを伝えることができます。

旅を楽しんでいる真っ最中に絵はがきを書くと、新鮮な気持ちで旅行の感想が書けると思います。

 

人生の節目を伝える

進学、就職、結婚、出産など、人生の節目となる出来事があった時に、今までお世話になった方々へ感謝の気持ちを伝える方法として、絵はがきを送ることをおすすめします。

メールは簡単に消せますが、はがきは思い出としていつまでも残しておくことができます。

 

 

絵はがきを送るきっかけにルールなど無いので、気が向いた時に一度送ってみて下さい。

一枚送ってしまえば、もっとたくさんの人に送りたくなってくると思います。

 

当サイトでは、美しい女性を描いた日本画の絵はがきセットを販売しています。

日本の魅力が伝わってくる絵はがきは、外国へ絵はがきを送る方をはじめ、多くの方におすすめです。

素敵な絵はがきを送ってみたいという方は、当通販サイトからお探しになってはどうでしょう。

引退後の人生を楽しく

絵画教室で水墨画を描く

人生を仕事一筋で頑張ってこられた方は、定年など引退の時期が迫ってくると、どのようなことをお考えになるのでしょうか。

休みなく働いていたときは、連休や自由な時間が欲しいと切に願っていた方でも、実際それが現実になると戸惑ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

晴れて引退するまで、自分の人生のほとんどの時間を仕事が占めていた方なら尚更、これまで仕事に費やしていた時間をどのように使えばいいのか分からなくなってしまうかもしれません。

引退後の人生を楽しむ為にも、熱中できる趣味を見つけてはいかがでしょうか?

 

絵画教室が人気な理由

絵画は、指先と集中力を使うもので趣味としても人気があります。

芸術作品として残すこともできますし、自分の作品の変化を見て楽しむことができます。

絵画と言っても、いろんな種類があります。

幅広く楽しみたい方もいらっしゃれば、的を絞って極めていきたい方もいらっしゃることでしょう。

自分がどんな絵を描きたいかというところから考えてみるのも良いでしょう。

 

水彩画

水と絵の具を使用して描いていきます。

はじめは、デッサンと言われる下書きをしてから色を入れていくのが一般的です。

人物や物をフォルムとして捉え、素材感や雰囲気などをデッサンによってよりリアルに近づけることができるのでおすすめです。

色の組み合わせや陰の付け方など、色彩のイメージを膨らませることで、脳が活発に動くだけでなく感性がより豊かになることでしょう。

 

日本画

本格的な絵を描いていきたいという方は、絵具の色彩が美しい日本画をお勧めいたします。

筆で墨と日本画独特の絵具で描いていきます。

伝統的な技法によって表現が豊かとなり、重厚な絵を完成させることが出来ます。

人物や風景の他、例えばテーブルの上にあるみかんなど、日常的なものでも素敵に描けてしまうのが人気のポイントです。

美人画を描くにも一通りのものが描けないと表現できません。

なんでも描けることが大切です。

 

 

神奈川県鎌倉市にあるアトリエにて、本格的な日本画の絵画教室を開催しています。

当サイトの教室紹介より絵画教室の風景などもご覧頂ける他、教室見学も歓迎いたします。

第二の人生を豊かに楽しくする為の趣味として、確かなデッサン力と個性溢れる芸術的な表現力を身に付けるお手伝いをさせて頂きます。

絵画教室で学べること

デッサン

水彩画に必要なのは、デッサンと着彩です。

自分の感性を上手く表現することで、より個性的な作品に仕上げることができます。

趣味として個人的に楽しむことはもちろんですが、日本画教室などに通って本格的に学ぶことも人気です。

 

 

デッサン

日本では素描とも言われ、一般的にデッサンはペンや鉛筆が用いられます。

元来日本画では矢立という用具に入れられた筆で描いていました。

パステルやコンテといった単色の画材を用いて描かれる場合もあります。

日本画に限らずデッサンの目的は、対象物の全体的な形や質感、そして陰影などを正確に描くことによって、この後に行う着彩を、より表現豊かにする為です。

 

着彩(水彩)

デッサンにより、描く対象の大切なところをきちんと表現している為、色をつける段階はどの様に表現したいのかということが重要になってきます。

より実物に近く、忠実に描き出したいのであれば、色の組み合わせや、実物の色彩をしっかり観察するなどして、濃淡や陰影を上手く表現してみましょう。

 

 

当サイトでは、神奈川県鎌倉市で活躍している美人画作家による作品を、ご紹介から販売も行っています。

女性の美しさを水彩画で表現し、着物によって演出される日本美が光る作品の他、世界に溢れている美を個性的に表現している作品もございます。

日本画を海外の方への贈り物として選んで頂くこともおすすめです。

また、当サイトでご紹介している日本画教室は、いろいろな角度で楽しんで頂ける場としておすすめしております。実際に教室を見学し、雰囲気を確かめたいという方のお申し込みも歓迎いたします。

 

当教室で学べることのひとつとして、人とのコミュニケーションが挙げられます。

共通の趣味を通して集まることで、お互いの作品の完成や技術の習得についてのコミュニケーションを通した自然な会話や交流が生まれます。

作品を完成させるまでのプロセスについて、また作品に表現する個性や技術についても、積極的に情報交換してみると、また違った面での楽しさも見出すことができるのではないでしょうか。

時代によって変わる美人の特徴

好みの女性のタイプは人によって違いますが、美人と言われている女性は、好みのタイプに関係なく、より多くの人に好まれる共通の特徴があります。

同じ日本でも、美人の特徴は時代によって変わってきています。

平安時代や江戸時代などの、時代別の美人の特徴をご紹介します。

 

平安時代の美人

平安時代の美人は、現代の美人の特徴とは異なる部分が多いです。

ぽっちゃりしている、肉付きがよくボテッとした丸い顎、切れ長で細い目、雪のような白い肌、長くて艶のあるキレイな髪の毛というのが、平安美人の特徴でした。

この時代は、食べ物を満足に食べられる人が少なかった為、肉付きの良い女性が美人とされていました。

平安美人として有名なのは、歴史の教科書にも出てくる小野小町です。

 

江戸時代の美人

日本画などに描かれていた美人女性の特徴は、肌が白くて美しい、切れ長の目、おちょぼ口などの特徴があります。

その他にも江戸時代の美人には、指が細い、素足がキレイ、髪を整えなくても美しいなどの特徴があったそうです。

平安時代と比べると、指や足など顔以外の美しさが求められるようになり、美人の条件がどんどん細かくなってきているのが分かります。

 

明治~昭和の美人

近代になると美人の概念がよりはっきりとしてきます。

しなやかな容姿で均整のとれたうりざね顔が美しいとされてきました。

また品格がより一層重要視されていました。

昭和30年代までは美人は一般から手の届かない存在でした。

美人画はこの時代が全盛期でした。

 

平成の美人

平成に入ると、ぽっちゃりとした女性よりもスレンダーな女性が好まれるようになりました。

テレビや雑誌で活躍している女優さんやモデルさんは、とてもスレンダーな方ばかりです。

平成美人の顔は、顔が小さい、目が大きい、鼻筋が通っている、口角が上がっているという特徴があります。

スレンダーな体型や大きな目など、時代と共に美人の特徴が欧米寄りになってきているような気がします。

 

美人の特徴を時代別に見てみると、その当時の生活環境や文化によって美人の特徴が変わっている事が分かります。しかし、美人画に描かれている女性は、日本人が本来持っている美しさがありますので、いつの時代の人間でも美しいと思えます。

 

当サイトでは、大正から昭和にかけて美人画の画家として活躍した伊東深水の弟子である大竹五洋の作品を通販で購入することができます。

歌川豊春から続く日本画の技法を受け継いだ大竹五洋の作品を、是非ご覧下さい。

海外へ影響を与えた日本画の魅力

鎖国が行われていた頃

国によって文化が違うように、絵画のジャンルも国によって大きく異なります。日本の伝統的な絵画といえば、中間色でシンプルな描き方をする日本画です。

日本画が、海外の有名な芸術家に多大な影響を及ぼしていた事をご存知でしょうか?

海外の芸術家に影響を与えた日本画の魅力をご紹介します。

 

 

海外進出のきっかけ

鎖国が行われていた頃は、海外との貿易や交流が制限されていたので、日本画が海外へ伝わることがありませんでした。

しかし、日本が開国してヨーロッパの国々とも交流を持つようになると、ヨーロッパの芸術家に日本画が知れ渡るようになりました。

海外の絵画には無い抽象的な表現や色彩感覚は、当時のヨーロッパ人に大きな衝撃を与え、ジャポニズムという現象が起きました。

 

浮世絵ブーム

特に海外でブームとなったのは、浮世絵です。

ひまわりなどの作品で有名なゴッホも、浮世絵に魅了され、浮世絵の模写を何枚も描いています。

ゴッホが描いた作品の中には、背景に複数の浮世絵が描かれたものがあります。

大胆な構図と鮮やかな色使いがヨーロッパの人々に評判が高く、日本だと蕎麦一杯分ほどの値段で売られていた浮世絵が、ヨーロッパでは高値で販売されていたそうです。

 

長く続いたジャポニズム

ヨーロッパで起きたジャポニズムは、一時的な流行で終わらず、100年近く芸術界に影響を及ぼしました。

直線と曲線で描く表現技法が世界中の絵画に取り入れられるようになり、背景の下部に描かれていた地平線が上部に描かれるようになるなど、日本画にしか見られなかった表現方法が、ジャポニズムの影響で一気に世界へと広がっていったのです。

このジャポニズムが無ければ、現代の絵画も全く違うものになっていたと思います。

 

日本画は、世界に影響を及ぼした素晴らしい芸術作品なのですが、日本画に感心を抱いている日本人が少ないような気がします。

当サイトでは、美人画の日本画家として活躍した伊東深水の直弟子である大竹五洋の作品を通販しています。

舞妓さんなどの日本人女性をモデルにした作品の他に、バレリーナやスペインの女性を描いた作品もあります。お洒落な空間作りのために、素敵な日本画を部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。

絵はがきの書き方について

絵はがき

絵はがきは、文書で相手に伝えたい事を伝える以外にも、

綺麗な風景、好きな日本画などの絵はがきで

送れば、相手がさらに喜ぶ素敵な贈りものにもなります。

絵はがきは、文章の書き方によって美しく見やすくなります。

こちらでは、絵はがきの書き方についてご説明します。

 

 

《はがきの表や裏》

一般的には、受け取る方の名前や住所などの宛名を書く面を「表面」として「表書き」、

伝える内容が書いている面を「裏面」として「裏書き」ともいいます。

表と裏が横の場合は横書きに、縦の場合は縦で書くようにする事で、

受け取った相手は、非常に読みやすくなります。

 

《宛名の書き方》

相手に、はがきを届けるには「郵便番号」・「住所」・「相手の氏名」

が必要になってきますので、情報がわからない方は相手に伺っておきましょう。

 

《住所》

住所を書く際には、郵便番号の小枠の右側2つの中心にして書くと

見た目が良い仕上がりになります。

縦書きには漢数字を記入する事がマナーであります。

住所は省略するのは基本的に望ましくはありませんので、

出来る限り全部記入するのが基本であります。

 

《建物への名前》

会社やビルなどにも送る時には、住所の文字よりも少し小さく記入し住所よりも少し下げて

書く事で見栄えがよくなります。この際もできるだけ省略せず記入しましょう。

 

《氏名》

氏名は「表書き」で一番大きな文字で書きましょう。

位置として、はがきの丁度真ん中あたりに記入すると見た目が良くなります。

 

《連名》

ご家族や複数人に送るには、それぞれの名前に敬称を付けます。

大人数になる場合には「御」「一同様」と語尾につけるといいでしょう。

 

《差出人の住所や氏名》

一般的には、「表書き」に記入しますが、「裏書き」に記入しても問題はありません。

記入する注意として、切手を貼る枠の幅か、郵便番号枠の幅に収めると良いでしょう。

 

当サイトでは、日本画の絵はがきの他、日本画で名のある「伊東深水」の内弟子として

技法を受け継いでいる「大竹五洋」作品を取り扱っております。

絵はがきには、相手が見て楽しんでもらえる事もできますので、

絵はがきを友人に送ってはいかがでしょう。

海外の絵と日本画の比較について

海外の絵と日本画

コンパクト

海外の絵の特徴は、現実をありのままに再現した写実絵画が主流であります。

日本画は海外の絵画と見比べた際に、特徴でいえば現実をありのまま描かれているとは違った

独特な線や色使いで、とても印象に残る絵が多くあります。

元来、日本画には影がありませんでした。線の強弱によって影も表現していたからです。極限まで余分なものを省いていく表現方法が日本画の真骨頂でした。


日本画は、外国から入ってきた絵画と区別する事でそう呼ばれるようになりました。

海外には海外の良さもあり、色々な技術や感性で描かれた絵画というのは、

奥行きを感じるものが多く、背景の描写や人物などが写真のように見えるものが多いです。

 

浮世絵

日本画の素晴らしさの中で浮世絵があります。

江戸時代の頃より浮世絵が知れ渡り、浮世絵には「版画」・「肉筆画」とあり、

一般的な浮世絵は、「浮世絵版画」であります。

この版画には、量産性という技術が発達した事で市場によく出回っていたのではないかと言われています。

肉筆画は、量生産がない事で文化として成り得なかったのでしょう。

 

♦浮世絵のモチーフ

江戸時代に入ると町人の経済力が上がり、貴族文化に対して町人文化が根付きます。

庶民の生活や風情が、浮世絵のモチーフとされていたのです。

この当時の代表的な存在が、「遊里」と「芝居町」であります。

遊里とは、遊女屋を集めている地域で遊郭とも呼ばれます。

芝居町は、人形劇や芝居茶屋など、役者や芝居関係者の住居が集まっている地域であります。

遊里と芝居町には、「美人画」・「役者絵」などのモチーフとした浮世絵が代表的なものであります。

 

美人画

日本画を代表する「美人画」には、時代によって理想とする「美人」にはその時代背景を写す鏡と言えます。

美人画にはその当時の人気のあった「遊女」や「看板娘」などが、よく描かれています。

美人画とは、美しい女性がモチーフにされた印象がありますが、実際には「女性の美しさを強調」であり、

必ずしも「美人」を描いたものではないのです。

美人画は江戸時代より知れ渡りましたが、明治時代や大正時代にも伝わってきました。

明治後期から大正にかけ、美人画を広告ポスターとして出回るようになりました。

現代では、昔の浮世絵や日本画などの「美人画」とはかけ離れていますが、

古くから後世に伝えられてきた美人画もしっかりと受け継いでいる日本画家もいます。

 

当サイトでは、伊東深水から受け継いだ伝統手法を身につけた講師による「絵画教室」を開いております。

伝統ある日本画を学べる絵画教室をお探しの方も気軽にご相談下さい。

日本画の画材について

今では日本画を学びたいという方は、男性のみならず女性や若い方も増えてきています。

日本画では、色々な画材を使用するのも魅力のひとつです。

画材にはどういったものがあるのか、いくつかご紹介します。

 

—膠—

膠という物を、水を使って溶かし出来上がったのが膠液となります。

使われ方は岩絵具、水干絵具を紙に接着させる役目になります。

また、岩絵具には「天然岩絵具」と「新岩絵具」があります。

 

♦天然岩絵具

天然の原石の不純物を除き細かく砕いたものです。

特徴は、希少で色数が少なく天然にしか出せない深みある色があります。

膠液と混ぜて使います

♦新岩絵具

ガラスの原料と粉末、金属酸化物を加えて科学的に作られた人工石を砕いたものです。

色数が豊富で変色しづらく耐久性もあり、こちらも膠液と混ぜて使います。

天然岩絵具に比べ、お手頃な価格です

 

—水千絵具—

主に日本画の下塗りに使われます。

水簸で作られた絵具で色も豊富にあり、岩絵具と同じように膠液と加えて溶いてから使用します。

 

—胡粉—

貝殻から作られている顔料になります。

色は白が基本で、純白ほど良い物です。

日本画では非常に重要な絵具で、色を塗ったり線を描いたり、下塗り用としてもよく使われます。
他にも化学合成でつくられた合成絵具、金属材料である箔などがあります。

 

—ドーサ液—

和紙や色紙などに絵を描く時に、にじみ止めとして使われます。

 

—筆—

筆には、色々な種類があります。

描写によって使い分ける特長があります。

♦面相筆・・毛先が細い為、細かい線などに適しています。

♦彩色筆・・一般的によく使われている筆であります。

♦隈取筆・・主にぼかし用で使われます。

♦刷毛・・・広い面を均等に塗るときによく使われます。

筆には色々な種類がありますので、個人の好み、使いやすいタイプを選ぶ事が重要です。

 

—墨や硯—

日本画では「骨描き」をする時に墨が使われています。

硯から直接墨を取るという事ではなく、濃淡を確認しながら使うようにしましょう。

 

—紙—

日本画で雲肌麻紙という和紙が、使われています。

麻紙にも種類があり、それぞれの特徴などもありますので目的によって使い分けるのも良いでしょう。

 

—落款—

落款とは、作品が仕上がった後に押す印の事です。

失敗しないやり方としては、別の紙に印を押し、切り取り、

仕上がった作品のバランスが良い位置を確認してから、押すようにすると良いでしょう。

 

当サイトでは、「大竹五洋日本画教室」を開いております。

大竹五洋は、日本古来の徒弟制度で日本画を受け継いだ数少ない日本画家であり、

伊東深水から受け継いだ伝統手法を間近で体験できます。

美人画の特徴について

浮世絵について

美人画は、浮世絵の主なジャンルの一つですので、まずは浮世絵について知って頂こうと思います。

浮世絵とは、江戸時代の町人の日常生活を描いた絵のことを言います。

京都の庶民生活を描いた絵として始まりました。

最初は墨の線だけで描く技法が中心でしたが、その後筆に色がつけられるようになってからは、

技法が代わり、絵柄を木に彫りそこに色付けして重ね刷りする版画の技法が生み出されたのです。

最初は手間がかかりますが、一度版木が出来てしまえば同じ絵を何枚も作ることができる事から

人々の間に広まり、発展していきました。浮世絵には、役者絵と言って歌舞伎役者の顔を描いた絵、

名所絵といって名所を描いた風景画、死絵といって著名人が亡くなった時に描かれる絵など

様々なジャンルがありますが、その中の一つが美人画なのです。

 

美人画と特徴

美人画

美人画とは、文字通り美人を描いた絵のことを言います。

架空の女性を描く事もあれば、実在の女性を描いた物もあります。

菱川師宣の有名な肉筆美人画である「見返り美人図」のように、

切れ長の細い目、細面や下膨れした顔が特徴です。

このような女性の顔は、古くから日本人の理想とされていました。

また、ふっくらとした体型というのも特徴の一つとなっています。

モデルになるのは、人気のある遊女や花魁(おいらん)、

町娘などです。その後、錦絵の確立とともに、

華奢で少女のようなあどけなさを持つ女性を多く描いた、

鈴木春信の美人画が流行しました。

近代を代表する美人画家として、上村松園や竹久夢二などが有名です。

浮世絵ではありませんが、高い技術や絵の持つ気品、

美しさの中のデフォルメ感など近代美人画と浮世絵の共通する部分は、多いようです。

 

美人画に興味があるなら、当サイトにて浮世絵系日本画家である大竹五洋の美人画を販売しています。

興味がある方なら、見ているだけでも楽しめるサイトとなっていますので、ご覧になってみて下さい。

日本画の歴史について

日本画について

美術の時間

学生の時、美術の時間があったと思いますが、美術で習う絵画

というのは、西欧の有名画家の油絵が主だったと思います。

実際に描く絵は水彩画やポスターカラーを使用した絵やデッサンで

したので、日本人は日本に住んでいながら日本画にあまり馴染みが

ないというのが現状です。美術館やお店などで日本画の展覧会など

開催されることもありますが、行った事がない方もいらっしゃるでしょう。

日本画は、現代の日本人の感覚に馴染みにくい絵画でもありません。

日本画のことを多く知って、魅力を感じていただきたいと思います。

こちらでは、日本画のことをより知ってもらう為に、歴史についてご紹介しようと思います。

 

日本画の歴史について

奈良時代から平安時代にかけて、唐絵と呼ばれる中国や朝鮮半島などから

渡来した技法や様式による絵の影響を受け、日本的な主題を描くものを「大和絵」と呼びました。

「大和絵」には、日本固有の風土や民衆の身近な生活などが描かれ、その後も広く支持されていきました。

平安後期から鎌倉時代にかけては、「白描」という墨だけを使用した大和絵が流行しました。

その後室町時代には、先の鎌倉時代で中国から伝わった禅宗の隆盛に伴って水墨画が流行しました。

日本画と呼ばれるようになったのは明治時代からで、明治期以降に輸入された油絵、つまり「洋画」に対し、

それまで日本で描かれてきた絵画を総称して「日本画」と呼んで区別したことから始まりました。

 

日本画は、冒頭での通り、美術教育では日本画を教えることはまずありません。

それは、画材が高価であること、専門の教員の確保が難しいことが理由の一つとされています。

そんな日本画に興味を持ったのであれば、当サイトにて素敵な日本画を豊富に取り扱っています。

販売も行っていますので、ご覧になってみて下さい。

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